普通のアナログ時計をスマートウォッチ化する最新ガジェット総チェック「保存版」
腕時計というのはとても不思議なアイテムで単に便利とか時間が判ればいいといった単純な 理由では
片付けられないその腕時計所有に至るまでのその人なりのストーリーがあったり自己表現 の為の重要な
ひとつのファッションアイテムであるだけに、現在多数販売されているスマートウォッチを簡単には
購入できない、したくないアイテムであると思います。
また以前の記事でも書きましたが現在市販されているスマートウォッチは偏ったデザインのものが
多い為に購入を躊躇している方もきっと多いはずです。
ジョギングやスポーツジムとかに使用するならいいデザインかもしれませんが、普段使いや ビジネスでは
使いたくないデザインのものが多いと感じています。
節電の為に普段は真っ暗な画面のApple watchも個人的には好きになれません。
(p.s. 新型Apple Watch Series 5 で初めて文字盤の常時表示機能が追加されましたね。
でももちろん充電が必要で1回の充電で18時間駆動するようですが使い方によって
そのバッテリー時間も異なります。
余談ですが、何故か訪日外国人のApple watch装着率がとても高いですね。)
そんな同じ疑問や不満を感じている方々に参考にしていただければと思います。
当サイトで普通のアナログ時計をスマートウォッチ化する記事
「あなたのアナログ時計がスマートウォッチになる!」を
書いたところ予想に反し一時は最もよく読まれた記事になりました。
そこで今回はあれから新たに登場した普通のアナログ時計をスマートウォッチ化する ガジェットの
最新情報をいくつかまとめてみました。
Trivoly
当サイトで以前書いた記事「あなたのアナログ時計がスマートウォッチになる!」で紹介した
CRONOSと全く同じ方式になります。つまりCRONOSのライバル機種と言えます。
方式としては手持ちのアナログ時計の裏フタに吸着性のあるシートで貼付けて使用するタイプです。
Trivoly自体のサイズですがこれまた、CRONOSとよく似たスペックで厚さ3mm、直径30mmの円盤状。
CRONOSよりも直径が3mm小さいサイズになっています。
機能としてはディスプレー画面はありませんがLEDとバイブレータを搭載していますので光と振動で
スマートフォンの着信やメール受信、アラームなどを通知してくれます。歩数計としても使用可能とのこと。
iOS 8またはiOS 9のiPhone 5以降と、Android 4.4以上の各種スマートフォンに対応する
Trivoly専用アプリでスマートウォッチ機能を追加できるものです。
Trivoly専用アプリは、Apple App StoreとGoogle Play Storeから無料でダウンロード。
Bluetoothでスマートフォンと連携させて使用します。
またスマートフォンを遠隔操作する機能を備え、腕時計の上下左右をタップして
「Sonos」「Spotify」 「iTunes」で再生する音楽を制御できます。
離れた場所からスマートフォンのカメラのシャッターを切ることにも使えるとのことです。
バッテリ駆動時間は最大4日間。耐水性あり。
充電は専用クレードルにセットしてUSB充電1台99$ 「Trivoly 2」という上位モデルには脈拍計の
機能もあり、「Apple Health」「Google Fit」 といったフィットネス機能と連携可能。
こちらもクラウドファンディングサービス「Kickstarter」ですでに目標金額10万ドルを上回る資金を
調達しています。
Trivoly公式サイト Trivoly関連の画像出典元=Kickstarter
Kairos T-band
Kairos T-bandは腕時計のバンド部分を交換することでスマートウォッチ化する方式のものになります
またKairos T-bandは下記、3タイプが用意されています。
タイプ1:T-Band ND (No Display)ディスプレーなしのNDモデル。
振動やLEDライトで着信や ノーティフィケーションなどを知らせるタイプ。
129$ NDモデルには、9軸ジャイロスコープ、加速度センサー、コンパス、光センサーなど複数のセンサーを
搭載した上で、皮膚温度と汗を検出するGSR(ガルバニック・スキンセンサー)も搭載されています
タイプ2:T-BAND HD (Hidden Display)タイプ。ベルト部分のLEDディスプレーに英数字を
モノクロ表示できるが、使っていない時はディスプレーが消える方式のもの。
日本語は表示できません。159$
タイプ3:T-BAND OD 11mm×25m、解像度170dpiの有機ELのカラーディスプレー装備タイプ。
音声対話機能用マイクも搭載されています (サードパーティアプリケーションのサポートが必要です)179$
いずれも、ベルト幅が18〜24ミリの時計に対応。 充電はUSBケーブルで行います。
バッテリー駆動時間はNDモデルで7日間、HDタイプではディスプレーがある為、 2〜3日と短くなります。
価格はクラウドファンディングサービス「Indiegogo」で資金を募っていた時の価格になります。
また20ドルで米国外にも発送するそうです。
「Indiegogo」での資金調達にも成功しています。
Kairos T-band公式サイト Kairos T-band関連の画像出典元=Indiegogo
上記の2アイテムは全て海外のクラウドファンディングサービスにより開発&販売に至っているものになります。
これらは海外サイトから直接オーダーできますが一般的にクラウドファンディングサービスによって開発された 商品は
本格的な生産や発売時期が予定よりも遅延する傾向にありますので購入の際には詳細を販売元にご確認下さい。
国内メーカー
wena project
ここからは国内メーカーのものです。
まずはSONYが開発したwena projectです。 上にあげた海外のもの同様バンド自体にスマート機能を付加した
タイプになります。
バンド以外の時計本体の部分はご自分で選択できるタイプになります。
一言で言って日本メーカーらしい細やかさがある印象です。
FeliCaを開発したメーカーが作っだけあって、しっかりとFeliCa機能を搭載しています。
ANA Skipサービス、ヨドバシカメラゴールドポイントカード、dポイントカードにも対応しています。
楽天Edyの利用履歴は自動で収集されてwenaアプリ上でも確認できます。
wena wristに電子マネー機能を追加させるには、初期設定時のみiOS端末が必要です。
メーカー側では時計本体の部分にbeams、SEIKOといった他ブランドとのコラボレーションも 用意され
バンドとの組み合わせで多くのバージョンが提案されています。
もちろんご自分の時計にこのバンドだけを取り付ければOKです。
但し、製品によりラグ幅が22mmに対応していますがラグ幅18mm/20mmの腕時計を取り付けるには、
別売のエンドピースが必要な機種もありますので注意が必要です。
必ず、ご自分が所有する時計本体のラグ幅を確認する必要があります。
*ラグ幅 とは腕時計本体側の、時計ベルト(バンド)取り付け部分の幅のことを示します。
メーカーが用意(保証)しているヘッド(時計本体)のバンド取付け部の寸法は下記のように なっています。
ご自分の腕時計の該当箇所と比較して寸法は充分に確認する必要があります。
現在「wena project」シリーズには下記、4タイプのバンドが用意されています。
1stモデル
世界で初めてスマートウォッチとして必要な機能を内蔵したステンレスバンド
3つのLEDでモード切り替えや充電時の状態確認
Amazon:[wena project] wena wrist Silver WN-WB01S
楽天:wena wrist”WN-WB01/B+WN-WC03B-H
pro
有機ELディスプレイを搭載し振動と文字で知らせてくれるステンレスバンド FeliCa搭載に
よる電子マネー機能付き 電話着信はもちろん、通知アプリ名、本文などを振動と共に
お知らせを
有機ELディスプレイに表示
その他、電池残量、その日の歩数、電子マネーの残高なども表示 一日の歩数や消費カロリー、
睡眠の状態などを専用アプリから確認可能 1回の充電で、1週間の電池持ち
楽天:wena wrist pro Silver WB-11AS
Amazon:[wena project] wena wrist pro Silver WB-11A/S
active
GPSや様々なアクティビティを計測、記録できるシリコンラバーバンド バンドの長さ調整は
シリコンラバーバンド自体を購入者自らカットして調整するタイプになります。
活動ログ機能 バンド内部にGPSと心拍センサー(光学式)を搭載。
移動距離、平均速度、歩数。 さらには心拍数、睡眠状態
(加速度センサによって検出された体動にもとづいて睡眠状態を推定) などを計測可能 通知機能 バンド部分に
有機ELディスプレイを搭載。
スマホへの電話着信はもちろん、通知アプリ名、本文などを 振動とともにお知らせ。その他にも、電池残量や
その日の歩数、電子マネーの残高なども表示
楽天:WA-01A B [wena wrist active ブラック[送料無料]
Amazon:[wena project] wena wrist active Black WA-01A/B
leather
充電不要、電子マネー搭載のレザーバンドタイプ
とてもユニークな電子マネー機能のみを搭載しメールのお知らせ機能などは付いていないタイプ。
このタイプはこのwena以外で見たことがないくらいユニークと言えます。
見た目は皮製バンドそのものなので搭載機能を知らないでバンドだけ見ると、何故こんなに高いのかと
思ってしまう程ですが搭載された機能を知れば納得です。
充電不要と雨などに対する生活防水にも対応している点からとても手軽な扱いができます。
お財布機能だけ欲しいユーザーにはピッタリの商品になります。
wena wrist leatherは18mm、20mm、22mmのラグ幅に対応した各製品が用意されています。
よって他機種と異なりベルト取り付けに際し別売のエンドピースは不要 2つの楽天Edyチャージ方法があります。
1つのwena wrist leatherには、最大で50,000円までチャージできます。
また、一度チャージ完了したものは取消しができないので、そこは注意が必要です。
Amazon:電子マネー機能搭載替えバンド カーフ革 「wena wrist leather」(18-18mm・ブラック) WC-18E0N-B
各機種別の搭載機能は下記で確認ください。
内蔵電池 リチウムイオン電池 連続動作時間 約1週間 充電時間 約1.5時間 対応OS iOS 8.0以上 / Android 5.0以上
Bluetooth 4.1(推奨)のBLE機能に対応している必要があります。
BLEとはBluetooth Low Energyの略で低消費電力の通信モード のこと
画像出典=全てwena project公式サイト
ウォッチブル
最後は割り切ればこれでいいのでは? と思うガジェットの紹介になります。
必要な機能はメールや電話の着信を知らせてくれるだけいいと考えている方にとっては
最良のガジェットになるかもしれません。 ただ 取り付けた感じはあまりスマートとは言いがたいのが残念です。
手持ちのアナログ時計のバンドに小さな振動部品を付けるだけのタイプになります。
この部品がLINE、Skype、メール、電話の着信を振動で知らせてくれるものです。
iphoneと一定以上離れると振動で知らせてくれますからiphoneの置き忘れ防止にもなります。
これは結構便利な機能だと思います。 付属のシリコンバンドを使って時計バンドに固定する方法です。
この固定方法ならば時計バンドの幅を気にしなくてよく、ほとんどのサイズのバンド幅に対応できます。
時計に付けておくのが気になるのなら胸の内ポケットに入れておくという方法もありだと思います。
単に振動する部品を自分が最も気付き易い場所に入れておくか、または付けておくかだけを考えればいいと思います。
注意/iphoneのみに対応した商品になります。
サイズ:幅25×奥行き15×高さ8.5(mm) 重量:4g 接続方式:Bluetooth 4.0でスマートフォンと連携させて使用します。
対応機種: iOS10.1.1以降 電波到達距離:約10m(環境によって異なります。)
電池容量:55mAh 充電時間:約2時間 クリップ式の専用充電ケーブルを使って、USBバスパワーで充電します。
連続利用時間:約1500回振動可能 1日あたり 着信:20秒 LINE:30回 Skype:10回 SMS・
その他:5回 で約2週間利用可能
画像出典元=サンコー
現在、こちらの「ウォッチブル」は国内の楽天、Amazonで購入できます。
一般的なスマートウォッチの仕様である液晶画面が普段は真っ暗な画面になっていることに腕時計として どうしても違和感や抵抗感がある為にスマートウォッチ購入を躊躇している方がいることも想像できます。
そうした方には下記のような、いっそアナログ時計フェイスの外観をもつスマートウォッチ購入という選択肢 も
ありかもしれません。
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最終更新日=2019年10月16日