「ZOZOSUIT:アパレル業界が激変するかもしれない自動採寸ギア無料配布の衝撃」
これはヤバイ! 久しぶりに驚くニュースです。 ツケ払いや送料を購入者自身が決められるシステムを取り入れたりと
何かと話題性のあるファッション通販 でおなじみのZOZOTOWNから、自分のボディサイズを着るだけで
自動採寸してくれる伸縮製のボディー スーツ「ZOZOSUIT(ゾゾスーツ)」を無料配布するとのニュースを見て
驚いた方は多いのではないでしょうか?
試着からの解放
今いちピンとこない方はいますか? 何が凄いかって通販サイトでいくらデザインが気に入っても、
既存のXS・S ・M・ L・ LLのような 規格サイズでは自分のサイズにその服の着丈が合うかどうかは試着に比べ通販では
はやり不安になります。
しかし、そうした不安が払拭されますし、オーダーメイドなら更に完璧に自分にジャストフィット する服が完成できるのです。
今後、増々ネットで服を購入するニーズは増えると思いますからこれは画期的なツールとなるはずです。
私のようにショップでの試着が苦手で煩わしいと感じているユーザーにとっても嬉しいサービスです。
世界中に配布という凄さ
それが今、無料配布とはなんと太っ腹なことでしょうか。 しかも世界160ケ国に配布とあります。これほぼ全世界に近いです。
今注文しても届くのは2018年1月予定だそうです。送料200円(税込)は別途かかります。
注文は下記に記載したZOZOTOWN公式サイトからできます。 もちろん私も直ぐに注文しました。
ZOZOSUITの仕組み さて「ZOZOSUIT(ゾゾスーツ)」の仕組みですがストレッチ素材のボディスーツには
なんと15000個の センサーが内蔵されていて専用アプリをインストールしたスマホをボディスーツにかざすだけで
全体の 採寸データが記録される仕組みです。スマートフォンとZOZOSUITはBluetooth接続する必要があります。
ZOZOSUITの胸の真ん中にウルトラマンのカラータイマーのようなものが付いています おそらくこれがデータ送信部分と思われます。
ZOZOSUITはワンサイズですから一応、残念ながら身長・体重に制限があります。 当然ですよね。
・身長は110cm~200cmまで
・体重は20kgから180kgまで この制限に引っ掛かる人は力士かプロレスラーのごく一部の方になるでしょう。
またZOZOSUITは一着までは無料(送料別)ですが2着目からは3000円になるそうです。
ZOZOSUITがもたらす未来
将来的にZOZOSUITのような自動採寸ツールが普及すればユーザーの細やかなボディサイズが 年代別や性別で精査可能になり
従来の規格サイズも修正が加えられよりニーズの高いサイズの 服が製造できます。
これで丈が合わなといった返品も激減できるはずです。 結果在庫も減らせることも可能になるでしょう。
それが世界規模でできる可能性を秘めていると言えます。
また個人個人が自分のボディサイズを継続的に確認できるようになれば例えばダイエット中の方など 自分の体のどこのサイズが
どれくらい変化したか直ぐにチェックできます。
またアスリートの方達にも重宝されるのではないでしょうか? あと当然、現在体型が大きくサイズ探しに苦労している
方々にももちろん朗報です。
また究極的には製造業で一般的になった3Dプリンター的に全ての服がオーダーメイド化されれば 全く在庫をもつ必要のない
アパレルメーカーも可能となります。結果ゴミも減らせます。 環境にも優しい善循環になります。
個人的には今までZOZOTOWNを利用していませんでしたが、これを機に利用してみようかと 思うようになりました。
それにしても凄いユーザー囲い込み戦略だ。 未来のアパレル企業はこうあるべきとの印象を持った衝撃的ニュースです。
P.S 昨年、注文していたことすら忘れかけていたZOZOSUITですが、今年6月やっと私の元にも届きました。
ニュースでその仕様が大きく変更されてキャンセルがあいつでいるとのニュースも見ました。
現物を見て納得。まあ下の写真を見てください。
正直、ナンジャコリャ!? ってなる代物です。
上に載せた初代のZOZOSUITと比べてみてください。 初代はとても未来的なイメージのものでした。
技術的には従来予定していたセンサー式からマーカー式にその採寸方法を変更したことが 原因なんですが、
そんなこと届ける前に検討してくべきことだろう。と言いたい。
センサー式はコスト的に厳しくなったとか、今さら何を言っているのでしょうか。 明らかにマーカー式の方が安く
なるのは素人でも察しがつくものです。 素材はものすごく伸縮性がある素材で簡単に言えばモジモジ君の頭なしバージョン風と言えます。
ここまでくると、もはやギャグレベル。 まあタダなんだから貰ってくれ的な押し付けもちょっと引いてしまいます。
このスーツ着ているところをこのスーツを知らない人に見られたら完全に変質者と思われるかもです。
あの志村けんさんのギャグ「ヘンなおじさん」が着る派手なシャツよりもヘン。
家族にも着ているところ見せたくない代物になってしまった。 最後にこんな結末が待っていたとは。
狙いは素晴らしかっただけにとても悔やまれます。 モノづくりに関わるデザイナーから一言。
モノづくりは甘くないことをここの社長にもっと知ってもらいたい。
だってアパレルメーカーが出す自動採寸スーツな訳でしょう? さすがアパレルメーカーが考えるモノはオシャレだね。となるのが普通だから。
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