「人と会話できるコミュニケーションロボットが今熱い」
出典元:BOCCO公式サイト
一家に1台コミュニケーションロボットのある生活が現実となりつつあります
ロボットと言うと年代によりそれぞれ持っているイメージは異なるものの、日本人ならばやはり人型ロボットを
イメージしてしまうのではないでしょうか。
きっとかつて放映されていたアニメ「鉄腕アトム」からロボットは 人型のイメージが固定化された影響が大きいの
ではと思います。
それにしても、こんなに小型ロボットにも擬人化することに拘るのは日本ならではの特徴と言えます。
最近、一般家庭の中にもロボット、とりわけ人と会話できるコミュニケーションロボットが気が付けば 随分、
目にする機会が増えたなあと思う今日この頃です。
そこで今回の記事はそんな状況から我々が購入できそうな価格帯で尚かつ私の独断と偏見でデザイン的にも
お勧めできるコミュニケーションロボットをまとめて紹介したいと思います。
以前は私は仕事でとある家電企業のロボット開発のプロジェクトに参加する機会があり実際にロボットを
デザインしたことがあります。
その頃とはかなりの様変わりとなった現在ですがロボットのデザイン自体 の方向性に大きな違いはないように思えます。
安価なコミュニケーションロボットの機能は音声認識率などでは今現在はまだまだ実用的に充分とは 言えない部分は
確かにありますが、その可能性、将来性は人工知能の発達と共にかなり期待できそうだと 思っています。
Pepperくんは凄いけど価格が……
おそらく一般購入できる人型コミュニケーションロボットの代表的なものと言えば2015年にSoftBankから 発売され
一躍注目されたPepperくんが上げられます。
ギャグまでしゃべる凄いロボットですがこのロボット は今回、除外します。 理由は本体価格こそ20万円程度ですが。
それ以外に基本プランと保険パック加入(双方で月額25000円程度)が37ケ月も必要で本体価格と合計すると
100万円を軽く超え、かなりの高額となります。
とても一般家庭で気楽に購入できる対象とは思えないと判断した為です。
サイズも結構大きく子供と同程度の大きさがありますから、余程広い家でないと圧迫感があり使用は 厳しいですね。
このロボットは企業がショップの店頭やイベント等でリース、レンタルするニーズに 適していますね。
メッセージロボット「はみっくベア」
まず最初に紹介したいのはメッセージロボット「はみっくベア」です。 本体の販売予定価格が4500円(税別)と、
とても良心的な価格設定です。
詳細は公式サイトでご確認ください。
Wi-Fi環境下で独立して使用する条件になっていますからネット接続が必要です。
特長は ・スマートフォンを持たなくとも、メッセージのやりとりが可能 友達登録は保護者の持つ専用の
スマートフォンアプリで行う為、子供同士のやり取りを親が 見守ることが可能となり保護者も安心。
登録済みの友達が持つ「Hamic Bear」が専用アプリとのメッセージの送受信が可能 ・会話可能なAI搭載 人感センサー、
温度センサー、位置情報などを使い、「はみっくベア」から情報発信することも可能
・クマ」をモチーフにした、愛らしいデザインでサイズもとても小ぶりです。 素材はPVCという、やや柔軟性のある素材の
為、触った感じがソフトで冷たいイメージがありません。
話す時は頭を押して操作をしますので、この感触は大事ですね。
ただ残念なのはプロモーション動画を見る限りですが、このロボットのしゃべる声がかわいくないのが気になります。
少し大人びた声なんです。
本体のかわいいキャラクターのイメージと不釣り合いに思えます。
声質はこの種のロボットではとても重要な要素になります。 愛着が湧くかどうかにも関わってきます。
この声が発売までに修正されていることを願います。
全ての画像出典元:公式サイト https://hamic.ai/
見守りロボット「BOCCO(ボッコ)」
このロボットのコンセプトは学校が終わって一人でお留守番中のお子様と、遅くまで働かなくては いけない両親。
地方で一人暮らしをしているおばあちゃんと、都会に出て暮らしている息子の家族。 BOCCOはそんな、
心配だけどどうしても離れて暮らさなくてはいけない家族の見守りを手助けする とあります。
特長 ・外出中の両親が外出先からスマホで自宅にあるBOCCOにメーッセージを送ると 子供が帰宅すると人感センサで
人が近づいてきたと認識したBOCCOがメッセージがあることを子供に伝えその送ったメッセージがテキストでも
BOCCOが読み上げてくれる伝言機能。 ・振動センサー、鍵センサー、人感センサー、温湿度センサー等、BOCCO1体
につき、8個までセンサーを 追加できる機能がありますので、子供がドアを開けて帰宅した場合等ドアの開閉をセンサーが
キャッチして 親のスマホにその信号をBOCCOが送信することも可能。
親はその信号を受けて「おかえり」とメッセージをBOCCOに送くれば子供がBOCCOに近付けば人感センサー で
メッセージがあることを子供に知らせ「おかえり」とメッセージを読み上げてくれること等ができます。
また温湿度センサーを使って部屋の温度をBOCCO経由でスマホで確認できる各種センサー機能 デザイン的にはロボットと
言えばこんなイメージをシンプルにまとめていて好印象です。
結構、我々が抱く普遍的なロボットイメージのひとつだと思います。 味気ない紙に書いた伝言と違いBOCCOという媒体を
経由することでまた違ったコミュニケーションが 生まれる可能性が高いですね。
小さなお子さんのいる家庭にはいいかもしれません。
本体価格は29000円(税抜)。インターネットに接続されていれば、その他の経費は掛かりません
。
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また、なんと今なら東日本電信電話株式会社、西日本電信電話株式会社が提供する光回線に契約すると
BOCCOが1体進呈されるサービス『光BOCCO』を2017年9月1日より提供開始しましたので無料で
BOCCOを手に入れるチャンスです。
光回線を引こうかと検討中の方はチェックされたらどうですか? 光BOCCO公式サイト
全ての画像出典元:BOCCO公式サイト
次から紹介するロボットはみなさんよくご存知の日本を代表するロボットクリエイター高橋智隆氏がキャラクターを担当したもの2連発です。同じ人がキャラクターを担当した為キャラクターはどれも 似ていますが、この人の創り出すキャラクターはその仕草がとても人間みがあり、かつウィットに 富んでいますよね。どのキャクターも憎めない愛嬌があります。
Robi(ロビ)
このロボットついては説明がいらないかもしれません。
おそらくロボットのキットを毎週発売される本の付録として組み立てる商品なんて日本ならではの ものでしょう。
そうご存知「ディアゴスティーニ」という本の70号で完成するドライバー1本で 組み立て可能な二足歩行の
コミュニケーションロボットです。
「ディアゴスティーニ」史上最大の セールスを記録したそうです。
これにより現在10万体以上のRobiが誕生したことになるようです。
日本のみならず海外でも人気があるとのことです。
機能としては約200の言葉を理解し、日常のさまざまなシチュエーションで会話を楽しむことができます。
話すときは口が光り、さらに目の色や身ぶり手ぶりで感情を表現します。
ロビには複数の性格が用意されているとのことで性格によって話す言葉も少し変わるそうです。
Robiがどんなものかは完成したてのRobiを前にした親子のようすを撮影した動画が参考になると 思います。
完成したてで始めはどんな動作をするのかも含めこの動画で理解できると思います。
お子さんの純真な反応がとてもかわいく見ていて癒されます。是非、ご覧下さい。
Robiの組み立ては自分にはできそうにないと思われている方には完成品も販売されていますから欲しい方は
下記をチェックしてみて下さい
Amazon:Robi(ロビ) 組立代行バージョン 楽天はこちら:【送料無料】
全ての画像出典元:Robi公式サイト
Robi2
Robiのヒットに続きより高度な機能が追加された第2弾である「Robi2」も2017年6月から販売されています。
今度は10人まで登録可能な顔認証機能が追加されましたから家族の顔を見ただけでその人の名前を呼んでくれます。
また単に顔認証だけでなく笑顔証機能まで追加されています。またカメラも内蔵されましたので笑顔の顔写真もRobi2が自ら撮影してくれます。凄いですね。 家族に記念日も知らせてくれる機能も追加されました。
意外かもしれませんがRobi2はネット接続が不要です。メールで送られてくるQRコードをRobi2に見せれば
そのコードを読み取り、機能がバージョンアップされていく仕組みとのことです。
全80号で完成とのことですから約1年半、完成までに掛かります。
創刊号だけは799円とお手頃ですがそれ以降の号は通常1998円ですが号によってそれ以上の価格の号もあります。
総額で約17万円になり結構な高額にはなりますがその価値の受け止め方は人それぞれですから、
こうした商品が あってもいいと思います。
一度に17万円払う訳ではなく約1年半でこの価格になる訳ですから。
また組み立てが苦手な方には組み立て代行サービスも実施されるとのことです。
またこのRobi「ロビのココロ」というSDカードが販売されていてSDカードを差し替えることで英語、 イタリア語、中国語
を話すことが可能になります。
興味のある方は下記の公式サイトをチェックして下さい。 https://deagostini.jp/sale/robinokokoro2dx3/
KIROBO MINI(キロボミニ)
あの宇宙ステーションの中で宇宙飛行士と会話する目的で創られたロボット宇宙飛行士KIROBO(キロボ) の
ミニバージョンとして開発されたロボットになります。
このロボットはなんと意外なことに、日本を代表する企業であるトヨタが開発販売しているのです。
ほんとに意外です。
でもトヨタが販売しているのなら品質的にはとても安心できますね。
しかし、その反面こうした分野も手掛けなければ時代に取り残されるかもしれないとする大企業の焦りも私は感じてしまいます。
さて機能の方ですが顔認識機能と笑顔認識が可能な為、持ち主を名前で呼んでくれます。
あなたが笑顔でいると「何かいいことあったの?」とかしゃべります。 対話が可能です。
また話した内容の記憶機能もありますから以前話した会話内容や見たものに反応してくれます。
これにより持ち主の趣味、嗜好を少しづつ理解していくことになります。 こうして少しずつ成長しながら一緒に
パートナーになっていくことが目的で創られたとのことです。
このキロボミニは2足歩行はできず常に座った状態で頭と腕のみがを表情を表現する為に少し動くだけですが、
その分よりコミュニケーションロボットに特化していると言えます。
本体価格も4万円台と購入し易い価格帯に抑えられています。 2017年5月10日より予約開始されています。
本体 42,984円(税込)、チェア付キャリーケース(オプション)6,426円(税込)
専用アプリ使用料金 月額350円(税込) 専用アプリをスマホでダウンロードが必要
KIROBO miniと会話するには、KIROBO miniとスマートフォンをBluetooth®︎ 接続し、専用アプリ「KIROBO mini」を
起動する必要があります。
購入には注文予約専用サイトでのお申し込みが必要 全ての画像出典元:KIROBO MINI公式サイト
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