「白熱電球を超えるか? LED電球のニューフェイス達」

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LED電球

出典:Siphon公式サイト

今や照明の光源としてポピュラーになりましたLEDですが少し特長を説明したいと思います。

省電力&長寿命

まずは省電力、白熱電球をLED電球に替えると消費電力は1/5〜1/8に軽減できます。
そしてLEDの寿命は本当に長く一般的には40,000時間。従来の白熱電球が約1,000時間、 電球型蛍光ランプが
6,000〜13,000時間と言われていますから、いかにLEDが長寿命か判ります。

仮に1日8時間点灯しても約13年はもつ計算になります。 またLEDの寿命40,000時間の意味ですが、
これはこの使用時間がくれば全く点灯しなくなる 訳ではありません。

40,000時間使用すると新品の時の明るさの70%にまで光量が低下する 数値の目安なんです。
ですからフィラメント式の白熱電球のように突然プツっと切れて しまうことは理論上ありません。

万一、LEDが点灯しないことがあればそれは電気回路や電気器具に何らかのトラブルが 発生したことが想定されます。  

 

熱や紫外線を含まない光

それ以外にLEDの光自体は熱や紫外線を含まないので写真や絵画が色あせにくいと言えますので これらの
スポットライト用にも適しています。  

 

虫を寄せ付けにくい波長

そして意外と知られていないと思いますがLEDの光の波長は虫を寄せ付けにくいのです。

これは科学的にも証明されていて虫が好む光の波長範囲は200〜400nm(ナノメーター)、
一方LEDは400〜700nmが可視光範囲で虫が好む光の波長範囲を含みません。

ちなみに従来からある白熱灯は200〜400nmの波長も多く含む為、虫が寄り付きやすいのです。
ですから夏場など光に集まる虫がLED光源に変えることで減らせる可能性が大きいです。
ガーデン用やオープンテラス用の照明にも適しています。  

LEDの光のスペクトル分布 
出典:スペクトル色々

 

価格だけで選ぶのは危険

さてこんなにもメリットが多いLEDですが一般的にLED電球初期のころは、それまでの白熱電球
ガラス部に代わり樹脂製のカバーで発光部が見えずその下部には放熱作用のある結構ゴツイ形状部 品で成り立っていました。

今も安価な海外メーカーの中にはそのような仕様のものは現在でも販売されています。  

 

美しいLEDを追求

いくら省電力、長寿命とは言え、点灯した時の外観が美しくないものは使いたくないものです。
特にイメージを大切にする飲食店やショップ等の商業施設ではそうした傾向が強いはずです。
きっと私も含め、納得がいかない人が多いのではないでしょうか。

こうしたニーズを察し素直に疑問を投げかけ、これらを払拭する美しいLED電球を作った日本企業があります。
ビートソニックという企業の「Siphon サイフォン」という商品。資金は今、話題のクラウドファンディングという
ネット上で一般から支援を募り資金を集める方法で、このクライドファンディング(MAKUAKE)で当時、
過去最高の資金集めに成功し、生産、販売に経っています。

確かに点灯している姿は美しく白熱電球とさほど変わりません。
ちょうど従来の白熱電球の発光部である フィラメント部分がそっくりLED発光部に置き換わったイメージです。

 

点灯しないと判らないことが多いのも事実

最近では同じような仕様のLED電球が増えましたが細かい点を見ていくとその違いが出てきます。

例えば、調光の際のスムーズな調光可否。 下の動画をみて下さい。
このメーカーが作成した調光の際の明かりの変化がよく判る動画になっています。
調光の際チラつく他社のものや、一定の明るさにならないと点灯しないものなど点灯実験しないと
判らないことが実は多いのです。参考にして下さい。

 

LED電球には専用の調光器が必要です

また念の為、付け加えますがLED電球の調光は従来の白熱電球用の調光器(ディーマーとも言います)は
使えませんので気をつけてください。

当然ですが一般的に調光対応と記載されたLED電球でないと調光はできません。
このサイホン電球はもちろん調光対応しています。
LED電球には専用の調光器が必要になります。
このメーカーの公式サイトに対応している調光器についてのリストがありますので参考にしてください。

http://www.only-1-led.com/siphon/tyoukou.php  

 

TIPS:色温度について

ここで光の色についてワンポイント豆知識。光の色は色温度といい「K」いう記号で表現し読み方は「ケルビン」と読みます。
よく白昼色とか蛍光色とか、いろいろメーカーによりその呼び方が異なる為、どんな色かは現物を 見ないと心配ですが
このK(ケルビン)という記号を知っていれば光の色みのイメージができるようになります。

LED電球のカタログの仕様の中にKという記号がついた数値を見てください。
2700Kとか6000K等の表示があるはずです。
数値が低い程 赤〜黄みがある温暖色系で数値が上がる 程、白くまたは少し青白くなっていきます。

このことを知っていれば、ただ電球色と表示されたLED電球を購入したのに全く自分の想像と違う色味だった
なんていう失敗がないようにできます。
特に使用中の電球が故障して買替えが必要になった時、注意が必要です。

複数の中のひとつだけが違った色温度の電球になってしまうと部屋の雰囲気が台無しになります。
その為にもメーカーが付けた白昼色とか電球色等の名称だけで判断しないで、必ず使用していた電球の
色温度を確認してそれと同等の数値のものを選択するといいですよ。

一般的に白熱電球なら2500〜2800K程度 蛍光灯のように少し青白い光ならば4000k程度、晴天の青空が6500K。
電球を購入する際の目安になります。

因みにパソコン画面のバックライトの色温度が大体5000〜6500Kくらいです。
最近、盛んにPCの長時間使用によるブルーライトによる目への影響が話題に出ますが、
まさにこの光の色温度に理由があります。

6500Kは青白い光です。

 

 PHOTO BAZAAR    

 

 

 

出典:PHOTO BAZAAR    

 

今回ご紹介したLED電球が下記、楽天サイトよりご購入できます。
ちなみに口金E26とは最も一般的な家庭用電球のソケットサイズのことを指しています。

26とはネジ部分の直径26ミリを表しています。
つまり、従来のフィラメント式の白熱電球の代替となるサイズということです。

「楽天/フィラメントLED電球「Siphon」オリジナル LDF29A】E26 暖系電球色 」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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